ゲーム会社株が高騰

最近、とあるゲーム会社の株が高騰したのですが、ちょっと変わった経緯があるので記録に残しておこうと思います。

その、とあるゲーム会社は、「日本ファイルコム」という会社です。
正直私はゲームといえば、どうぶつの森くらいしか遊んだことがないゲーム音痴なので、この会社のことは初めて聞きました。
12/15に日本ファイルコム創業者で会長の加藤正幸氏がお亡くなりになりました。
まずは、謹んでお悔やみ申し上げます。

会長がなくなったことで、日本ファイルコムの株価が大高騰するという事態になりました。
決して、会長の経営手腕がイケていなくて、亡くなったとたんに期待上げしたわけではありません。会社を創業し今日に至るまで数々のヒット作を生み出して今に至るまでその経営手腕をふるって堅実に成長させててきた立役者だそうです。

この日本ファイルコムとという会社は、加藤会長によって、1981年に創業され当時は主にパソコン用のゲームを開発・販売されていたそうです。今は主にSwichやPS5等の家庭用ゲーム機に向けたゲームを販売されていて、イースシリーズや軌跡シリーズで有名な会社になっています。

では会長がなくなったことでなぜ株価が高騰したのか原因を探っていきます。
日本ファイルコムの株は持ち株会社の日本ファルコムホールディングスが筆頭株主となり40%くらいを保有しています。加藤氏は 11.18%の保有率となっていて第2位の株主です。
この加藤氏が保有する株を他の有力ゲーム会社などが承継のために取得するとのうわさが出ていて日本ファルコムに対する期待が高まったというわけです。

日本ファイルコムでは、数々のヒット作を生み出しながらも、冒険的な経営はせず少数精鋭でゲーム開発を進めてきた会社だそうです。そのため、ゲーム業界では珍しく無借金経営を貫いており、創業以来ずっと黒字になっていて、ゲーム会社の大合併時代も単独で生き抜いてきた会社です。
ただし少数での開発から、大規模なゲームを大量に投入するのが難しく、大きなゲーム会社が業務提携や支援を行うことでよりヒット作を生み出す可能性が高まります。

私もSwichは持っているので、日本ファルコムのWEBサイトをのぞいてみましたが、軌跡シリーズの1作目がリメイクされるそうで、なかなか面白そうなので、遊んでみようかなって思ってます。（できるかな・・・(^o^;）