「mixi2」は最強の出会いツールになるか！？

2000年代後半から2010年代前半にかけて、mixiは間違いなく最強の出会いツールだった。
いや、最強の出会いツールはスタビだろ？ってほざいているアニキたちよ。結局キミたちは、スタビでどのくらい出会えたのかね？
スタビは、会員登録不要で利用できる手軽さから利用者数こそ多いものの、その狭い空間の中に利用者がひしめき合っていたがために、出会い厨が効率よく出会うには、どうも適していなかったように思う。
mixiは、自由に作成できるコミュニティと足あとの機能により、出会いのチャンスが無限に広がっていたと言っても良いだろう。当時、まさに入れ食い状態だった。

で、本日、株式会社MIXI（ミクシィ）により、「mixi2」という新しいSNSがリリースされた。
オレもさっそく使ってみたので、mixi2がどのようなもので、出会い廚にとって有望なサービスなのか検証して行こうと思う。
まずmixi2の外観だが、初期のmixiのような招待制になっておりだれでも自由に登録・利用できるものではなくなった。しかし、利用者により、招待用のQRコードやURLがXなどでバラまかれており、ググれば、難なく登録することができるだろう。
利用するにはスマホで専用アプリをダウンロードする必要があり、今のところWEBでの利用はできない。
基本的な機能としては、ポスト（いわゆる”つぶやき”）と利用者のフォロー、メッセージの送信等Xとほぼ同等の機能があり、それに加え、旧mixと同様のコミュニティの機能が実装されている。

どんどん機能が増えていって訳が分からなくっていった旧mixiと比べて、非常にシンプルなつくりになっている。

それでは、このmixi2が出会いツールとして利用できるか考えていこう。
まず、コミュニティであるが、すでに出会い系のコミュニティが乱立状態になっている。まだまだmixi2の利用者が少ないため、各コミュニティのメンバー数は少ないが、出会い廚にとって、コミュニティとメッセージの機能があれば出会いツールとして利用可能だ！
強いて言えば、足あと機能が欲しいところではあるが、mixi2のコンセプト上実装されることはないと思われる。

結局のところ、mixi2は出会いツールとしての基本機能は備わっており、今後の利用者がどのくらい増加するかで出会いツールとして使えるかが決まってくるわけだが、オレ様の見解としては、かつての旧mixiほどの勢いになるのは難しいと思っている。

まず、招待制だな。今どき、TikTokやインスタ、X等の自由に登録できるSNSが一定の地位を確立している中で、わざわざ招待制のSNSを利用するユーザーがどのくらいいるというのか？
ネット上であまり目立ちたくなく、閉じられた世界で情報発信したいヤツには需要があると思うが、これもmixi2の利用者が増えていくにつれて、その需要にマッチしなくなってくる。
まだ、アプリでしか利用できないのは、なかなかに不便である。PCから利用するヤツを排除する理由は何なのであろうか？
単に、WEB版の開発が遅れているだけだと期待しておこう。

という訳で、結論を言うと、「mixi2は、出会いツールとしてそこそこ利用できる。」くらいにしておこう。
まあ、今後、どのようになっていくか楽しみではある。